水路、沿岸、港湾等の状況は常に変化しています。航海安全のためにはそれらの事項を把握し、所持している海図を常に改補し最新維持を図る必要があります。
1 水路通報
海図記載事項を改正する「小改正通報(補正図を含む)」及び航行警報等の「一時関係情報」とで構成されており、毎週金曜日付けで海上保安庁から発行されています。利用者は海上保安庁海洋情報部のホームページからダウンロードできます。
平成20年10月から「一時関係情報」については印刷物による提供が廃止となったため、当協会ではコピーサービスの提供を行っております。
2 電子水路通報(ER)
ENC(電子海図)も海図と同様に最新維持が必要です。最新維持情報は水路協会のホームページからダウンロードできます。希望者には、電子水路通報(CD-ROM)を提供しています。詳しくはこちらをご覧下さい。
3 海図の改補
海図の内容を最新の状況に維持するため、水路通報により手書きで改補しますが、岸線・水深等の変化が著しいときには、水路通報の末尾に添付されている補正図を貼り付けます。
なお、当協会では、手書きでの改補作業を簡単に行える海図改補用トレース紙を提供しています。