海底地形
紙の海底地形図
海上保安庁が刊行している海の基本図は、海底地形を表現することに特化した、国の基本図です。その縮尺(図載範囲)によって、呼び名が変わります。
沿岸の海の基本図
主に5万分の1の図です。局所的に1万分の1の図もあります。全国は網羅されていません。
大陸棚の海の基本図
全国を100万分の1の図で網羅しています。そのほか部分的に20万分の1と、50万分の1の図があります。
大洋の海の基本図
航海用海図
海図も港湾などに限れば、海底地形図以上の海底地形情報を教えてくれることがあります。地形情報は主に水深値で表現されています。
デジタル海底地形図(等深線データ、メッシュ水深データ)
等深線データ
沿岸の海の基本図やその他の海底地形情報を編集して日本沿岸を含む北西太平洋域(0-48N, 120-180E)の地形データを作成しました。データ種によって、専用ソフト(添付)、あるいは、汎用GISソフトで表示することが可能です。
- 海底地形デジタルデータ
- 北海道から沖縄まで、沖ノ鳥島などの離島を含む日本周辺28海域からなるM-7000シリーズと、伊勢湾、豊後水道などの特定25海域を対象としたM-5000シリーズがあります。
- 日本近海等深線データ
- より広範囲が必要な方へ。
- 日本近海200m間隔等深線データ第二版
- 北西太平洋200m間隔等深線データ
メッシュ水深データ
JTOP030 - 日本近海30秒グリッド水深データ
JTOP01 - 北西太平洋1分グリッド水深データ
一部の港湾内などでは、海底地形デジタルデータよりもENCの方が詳細な凹凸が分かることがあります。しかし専用のソフトがないと表示できないため、GISソフトへ展開するなどの応用はできません。